小原観音堂


川辺出分の北の外れ、川辺保育園からグリーンロードに向かい、100メートルほど行ったら大きな杉の木を目印に右手に
入っていくと、合志三十三ヶ所第九番札所であるこの「揚柳山観音寺」があります。堂内には聖観音像が祀られています。

揚柳山観音寺撮影:平成15年9月18日 堂内に祀られる聖観音像です。

                       ■出分の井川さん■ 撮影:平成15年9月18日
揚柳山観音寺から東へ20メートルほど下ったところにこの井川さんがあり、夏でもこの一帯は冷っとした涼しさを保っています。
                             
                                〜出分井川さん伝説〜
その昔、出分が水不足で困っている時、信心深い老女の夢枕に童女が現れ「鞍岳まで詣るのは困難だからここに拝所を建てよ、
さすれば山の霊水に恵まれ、病にも良く効く」とのお告げがあり、老女はこのことを早速村人に話して堂を建てることになった。
すると突然一人の僧が楠木を担いできて、「堂を建てるなら、ご本尊を彫ってやる」と、その楠の木で観音像を彫り続けた。
そして21日目に十一面観音像が出来上がり、堂に安置して皆でお祭りをしていると、一人の村人が走りこんできて、「谷の岩の
割れ目から水が吹き出した。」と伝えた。一同が行ってみると清水がこんこんと湧き出ていた。歓声を上げながら「これは観音像
とお坊さんにお礼を」と堂に帰ってみると、すでにお坊さんの姿はなかったという・・・


旭志村の名所旧跡・文化財に戻る