菊池市の石橋

PART 2 

                       ■虎口(こく)橋■ 
撮影:2004.02.21   菊池市龍門字虎口
架橋:嘉永3年(1850)
石工:虎口村の仙座衛門、西迫間村の伊助、幸兵衛
長:25.3 巾:4.25 径間:15.9 拱矢:8.3
龍門ダム下の虎口地区旧道に掛かる石橋で、周りは雑木林に囲まれ、その全景を望む
ことは出来ませんが、今回、モウソウ竹の生い茂る絶壁を何とか河原まで下りて、撮影
することが出来ました。

■竹の牧(たけのまき)橋■ 撮影:2004.02.25 菊池市原字伊野
架橋:安政5年(1858)推定     
石工:宇市 長:11.0 巾:4.9 径間:3.9
上流側はコンクリートで覆われ、石橋と確認することは出来ません。
下流側は壁石はそのままですが、アーチ部分はコンクリートで補強
されています。 
菊池阿蘇スカイラインを阿蘇方面に
向かいから立門橋方面
(上津江フィッシングパーク)に左折し
100メートル程でフラーワーヒル菊池
高原方面(県道205号原〜立門線)
へ右折、5分ほど走ると赤星商店が
右手に見えてくるので、その先を下り
ると竹の牧橋です。


         雪野橋(ゆきの)
2002.6.23
菊池市竜門字雪野
明治36年(1903)
石工:菊川金八
橋長:29  巾:4.3
新道が橋の横に新しく作られて川上からしかその姿は
確認出来ません。
5月頃には一面に生い茂ったテイカカズラの白い花
が見事だそうです。
雪野(ゆきの)橋
新道の橋と雪野橋の間に
50センチほどの隙間が
あり、そこから石組みが
確認できました。立派な
石組みです。
綿打橋(わたうち)
2002.6.23
菊池市東迫間
文政9年(1826)
石工:栄八
橋長:9.8  巾:2.2
迫間橋の目と鼻の先にあり、綿打橋が先に架設され
ていることから、迫間橋架設の試験台として施工され
たとも言われています。
綿打橋(わたうち)
倒れたままの綿打橋欄干が寂しげで、印象的でした。
綿打橋の10メートル程上流にこの橋を見つけました
が、どこにも名前がなく紹介出来ませんが、横から見る
と確かに立派な石橋です。
岩下(いわした)橋
2002.8.18
菊池市四町分字岩下 
架橋:旧 文政8年(1825)
    現 明治5年(1872)
石工:備前の茂吉、勘五郎
近代的な岩平橋が、ほぼ真上に架けられている為、
車で通っているとまず気づく人はいないでしょう。
実際私も近くの人に場所を聞いて目の前に行くまで
存在に気づきませんでした。

岩下(いわした)橋
2002.8.18

岩下橋を渡り、馬頭観音
が祭られている
祠(ほこら)を写したもの
です。夏草に覆われた
石橋と古びた作りの祠、
実に趣のある場所です。
岩下(いわした)橋
2002.8.18

川まで下りて橋の上流
から写したものです。
夏場は一滴の水も流れ
ていませんが、この川に
水があればなお更見事で
しょうね。
上には新しい橋(岩平橋)
が架かっています。
大きなもみじの木があり
ますので紅葉の時期が
楽しみですね。
岩下(いわした)橋
2003.10.27

川下側から撮った所です。
石橋にもみじに祠(ほこら)、眺めているだけで心が落ち着きます。
相生(あいおい)橋
橋の横から畑に降りて
正面から写したところ
です。現在増幅工事中
ですがこれからも現役
で頑張ってくれる事でし
ょう。
相生(あいおい)橋
2002.8.18 菊池市亘
架橋:嘉永5年(1852)
石工:備前の小坂勘五郎 長:9.8 巾:5
私が高校時代に毎日
通学に利用していた橋
ですが、まさか石橋だっ
たとは今回の取材まで気
づきませんでした。
架橋当時は5連の石橋
だったとかで、今も残っ
ているならさぞ見事なも
のだったでしょうね。
相生(あいおい)橋
2003.08.19
橋の架け替え作業に伴い
工事真最中の写真です。
立て掛けられたはしごが
痛々しい。
相生(あいおい)橋
2004.02.16
架け替え工事も終了し、石橋の部分のみとなってしまいました。
           ゆめのめがね橋
架橋:平成14年(2002年)2月
菊池市の菊池北小学校の校庭入り口に平成14年に
子ども達の総合学習の一環として築造された
県内(おそらく国内)で最も新しい石橋です。
この橋の架橋にあたっては、当初子ども達が地元
菊池市の迫眼鏡橋の見学と眼鏡橋の作り方を勉強して
行く内に、子ども達の「石橋を作ってみたい」という
気持ちが日増しに強くなり、先生や保護者と、東陽村
はじめ各地の石橋を見学し、江戸末期からの石橋工法
その物を実現させていった訳です。
もちろん工事自体は地域の学習ボランティアや地元
の建設業者に協力をお願いして、木枠の土台作りか
ら昔ながらの作り方を忠実に再現したそうです。この
木枠も校内に残してあるとか・・・

アーチの裏には記念として橋の名が掘り込
まれた石が埋め込んであります。
長野(ながの)橋
2004.02.21
菊池市龍門字長野
架橋:明治43年(1910)
石工:辻仁平
長:6.5 巾:4.3 
高:4.3 径間:5 
拱矢:3.5
龍門ダムのすぐ下に掛かる
小さな石橋で、長野バス停
から20メートルほど先に
あります。

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